【ゲーム雑記】Steam Nextフェスで実際に遊んで見つけた期待のゲーム5選!
2024年10月に開催された「Steam Nextフェス」で実際に遊んだ作品の中で、今後の発売が楽しみなタイトルを5つ紹介します! 本当はもっと多くのゲームを試したかったのですが、体験版の数が多く、全てを遊びきれませんでした…。
なお、ここで紹介する内容は体験版をプレイしての感想となります。実際にリリースされる製品版では内容の変更・修正が入る場合がございます。予めご了承ください。
● YouTubeでレビュー動画も公開していますので観てみてくださいね♪
【ゲーム雑談】Steam Nextフェスで実際に遊んで見つけた期待のゲーム 5選!【VOICEROID実況】
Spirit X Strike
「Spirit X Strike」は、高速バトルと自由度の高いコンボシステムが魅力の3Dアクションゲームです。
三上真司さんの神ゲー「GOD HAND」を思わせるオマージュ作品ですが、現時点では改善点の多いゲームと感じました。
アクションの爽快感は楽しいのですが、複数の敵に囲まれた時の操作性には改善が必要です。R3ボタンで敵をロックオンできますが、ターゲットの変更には一度ロックを解除しなければならず、十字キーの左右で切り替えれると嬉しいです。
また、ゲージを溜めてLBボタンで発動する「Spirit Mimicry」では、自由にコンボを繰り出せる一方、なぜか自キャラにSA(スーパーアーマー)が付与されていません。そのため、攻撃中に敵の攻撃を受けるとよろめいてしまい、爽快感が損なわれるのが残念でした。
ゲームに慣れてくると、雑魚戦はかなり楽しめるようになりました。
ただ、ボス戦にはさらなる調整が必要と感じます。アクション要素を重視するならば、現在のジャストガードが必須のバランスは見直した方が良いかもしれません。最初のボスの時点で爽快感よりも理不尽さが目立ってしまう印象を受けたからです。
リリース日は年内を予定しています。
都市伝説解体センター
「都市伝説解体センター」は2025年2月に発売予定のミステリーアドベンチャーゲームです。タイトルにもある「都市伝説解体センター」は、都市伝説や呪物、怪異の正体を暴き、その背後に隠された真実を調査・解明する施設のこと。なかなかユニークな設定ですね。
主人公は、生まれつき「視える」能力を持つ少女、福来(ふくらい)あざみ。彼女はある出来事をきっかけに、都市伝説解体センターの調査員として働くことになります。
ゲームは、SNS調査と現地調査という2つのパートで進行します。SNS調査では、ネット上の投稿を元に都市伝説の噂やデマを追い、証拠を収集します。検索を駆使して新たな情報を明らかにしていくのですが、このパートでは思わぬ難しさを感じることもあり、少々「作業感」が気になるところでした。
現地調査では、実際の現場で関係者に聞き込みを行い、怪しい場所を調査して事件の核心に迫ります。あざみは、特製の眼鏡を使うことで、過去の痕跡を「視る」特殊能力を発揮し、この力を活用しながら証拠を集めていきます。最終的には、担当する事件がどの都市伝説に関連しているかを特定することが目的です。
特筆すべきは、演出とBGMの素晴らしさ。粗くサイケデリックなピクセルアートが独特の不気味さを醸し出し、恐怖感を増幅させているのが魅力的。
体験版がとても面白かったため、私はNintendo Switch版の「調査員限定スペシャルセット」を予約しました。発売が待ち遠しいです!
Rage of the Dragons NEO
「Rage of the Dragons NEO」は2002年にNEO GEO向けにリリースされた2D対戦格闘ゲーム「Rage of the Dragons」のリメイク作品です。
このリメイクでは、新たにオンライン対戦機能やオフラインでのトレーニングモードが追加されています。特に、オンライン対戦は最大8人が参加できるロビー機能が搭載されており、他のプレイヤーの試合を観戦することも可能とのこと。
体験版ではトレーニングモードがプレイできなかったため、軽くCPUと対戦してみました。シンプルな駆け引きとコンボが楽しかったです。
製品版では「プパ・サルゲイロ」をメインで使用し、もう1キャラを誰にするか悩んでいるところです。正式リリースが近日とのことで、リリースされたら購入して、じっくり楽しみたいと思います!
Iron Saga VS
「Iron Saga VS」は2018年にリリースされた「機動戦隊アイアンサーガ」シリーズの最新作です。普段からスマホゲームには手を出さないので原作の人気を知りませんでしたが、それなりの支持を集めている作品のようです。
開発は、中国・杭州を拠点とするインディーゲームスタジオ「GAME DUCHY」。今回の最新作は2D対戦格闘ゲームで、体験版を試してみたところ、その完成度の高さに驚かされました。
操作は、軽攻撃、中攻撃、重攻撃、武装攻撃の4ボタン制。攻撃がヒットした後に、攻撃ボタンと任意の方向キーを組み合わせることで「簡易コンボ」が発動します。このシステムは「ストリートファイター6」における「アシストコンボ」に近いものです。
注目すべき点は、各機体に2種類の独立した武装システムが搭載されていること。選択する武装によって、機体の攻撃スタイルや一部の技の性質が変化するので、戦略の幅が広がります。
システム自体は複雑で、エネルギーゲージを消費して繰り出す「EX技」や、攻撃を当てた後に間合いを詰める「リミットバースト」など、他の格闘ゲームで見覚えのある要素が多々あります。例えば、「ガード反撃」もその一つで、ガード後にエネルギーゲージを消費して反撃することができます。
CPU戦を少しプレイした感触では、駆け引きはシンプルでありながら、やり込むほどに奥深さを感じるゲームだと思いました。特に「月華の剣士」の「弾き」と「ヴァンパイアセイヴァー」の「アドバンシングガード」を組み合わせたような「バリア」システムは、駆け引きの良いアクセントになりそうです。
リリースは年内を予定しています。
遺跡島と旅するねこまた
「遺跡島と旅するねこまた」は、2本の尻尾を持つ猫耳の少女が主人公の遺跡探検型の2Dアクションゲームです。開発を手掛けるのは「たまがわソフト」、少人数での開発が推測されますが、そのクオリティには目を見張るものがあります。
この作品を紹介したい理由は、体験版のプレイ前とプレイ後で印象が大きく変わったからです。特に、その作り込みの細かさに驚かされました。さらに、AI生成の画像や音声など、素材に一切頼っていないと明言している点も注目すべき点です。
まず、アクション部分についてですが、攻撃方法は炎攻撃と弱攻撃の2種類とシンプルです。しかし、ゲームを進めるごとに新しいスキルを習得し、プレイヤーができることが少しずつ増えていきます。カプコンの「ヒットラーの復活」のようなワイヤーアクションも楽しめますよ。また、各スキルは強化も可能で、やり込み要素も豊富に用意されています。回避アクションの判定は優しめに設定されており、アクションゲームが苦手なプレイヤーへの配慮も感じられました。
一方で、気になった点としては、ジャンプ操作に若干の違和感がありました。特に、2段ジャンプ時の遅延のような感触があり、ここが改善されれば、より快適な操作感を得られるでしょう。
BGMも非常に魅力的で、民族音楽のリズムが印象的で、ゲームの世界観を一層引き立てています。この作品は、細部に至るまで丁寧に作り込まれており、たとえ操作を一時中断しても、キャラクターの表情豊かな動きがプレイヤーを楽しませてくれます。
リリースは2025年の予定ですが、今からぜひ注目していただきたい作品です。
補足
- 2024/10/26:記事公開
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