【雑記】星街すいせいの2nd live「Shout in Crisis」を観てきた話
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2023年1月28日(土) 18:00~Hoshimachi Suisei 2nd Solo Live “Shout in Crisis"開演。箱は東京ガーデンシアター。素晴らしいの一言に尽きたライブだったので実際に現地で体験したことや感想を記録として残しておきます。
「星街すいせい」とはなんぞや
ホロライブプロダクション所属の日本のVTuber(バーチャルYouTuber)、バーチャルアイドル。
2018年3月22日に活動を開始。永遠の18歳の高校生アイドルVTuberとして、主に歌手活動やゲーム実況を行っている。グループ内での飛びぬけた歌唱力、どんなゲームもそつなくこなし(テトリス上手すぎ)、さらには作詞もできて、イラストも描けて、動画も編集可能と才色兼備な女性のイメージ。
上記の動画はそんな彼女が2023年1月20日、VTuber史上初として「THE FIRST TAKE」への出演を果たした時のもの。プレミア公開時の同時視聴者数は約15万9500人を達成。当時の私は仕事で疲れてリアタイできなかったのですが、待機画面ではVTuberをあまり知らない人からの心無いコメント等もあったようです(その後、最初のワンフレーズを歌っただけで称賛しかなかったとか)。
私が「星街すいせい」を見つけた経緯
私はモー〇〇グ娘とかA〇B〇8とか、アイドルというジャンルにあまり興味を抱いたことがなかった(完全に余談ですが、嗣永桃子は一人の人間として尊敬しています)。
VTuberという存在にもどこか懐疑的で「何がそんなに凄いの?ただの絵じゃん」
そう、2年ぐらい前の私はどちらかというと心無いコメントを書く側に近い人間だったのだ(さすがに思ってはいても、わざわざコメントまではしないけど…)。
VTuberという存在を知ったのはとあるゲーム配信だった。「なんかXBOXを推してるVが凄いらしいぞ」といったクチコミだ。「へぇ…そんな面白い奴がいるのか、ちょっと観てみようかな」
そこにはショッピングカートに乗って楽しそうに「Trials」を遊んでいるVTuberがいて「これはこれで面白いな…他のVTuberも観てみようかな…」 それが全ての始まりだった。
彗星の如くあらわれたスターの原石! アイドルVtuberの星街すいせいです!
元々コアなゲーマーだった私にはゲームより歌声に心を掴まれたようだ。私が見つけた時の彼女はもはやスターの原石でもなんでもなく、光り輝いていました。彗星という名前のインパクトもあって強烈に脳に焼き付いたのを覚えています。
そんな「すいちゃん」の2ndソロライブを実際に現地で体験することができたので感想などを書いていきます。
最先端のARライブ(拡張現実)を体験!
ARという言葉をご存じでしょうか。
ARは「Augmented Reality」の略で日本語では「拡張現実」と表現されます。拡張現実とは、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する先端技術の一つで、現実の風景の中にCGで作られた3D映像やキャラクターといったデジタルコンテンツやデータを重ねて表示することで現実世界を拡張させます。
何やらややこしいので手っ取り早く説明すると「Pokemon GO」で使われている技術です。この技術を活用することで現実世界の中にキャラクターを表示させることができます。
楽器隊という現実に「すいちゃん」というキャラクターを表示させたライブは、素晴らしいの一言に尽きました。
東京ガーデンシアターの最大収容人数は約8,000人。満席でした。観客の8割ぐらいがサイリウムを持ってきていました(曲によって色を変えてる?)。モッシュやダイブは禁止ですというアナウンスが流れてライブが始まります。
個人的にはロック調の楽曲で構成されたライブだったので、いつかモッシュ有りの箱で観てみたいなと。ライブでの「灼熱にて純情」はノリノリで最高でした。
ライブでのすいちゃん
すいちゃんは~? 今日もかわいいー!
お決まりのファンとの挨拶ですが、私はこの挨拶がいまいちピンと来ていなかった。どちらかというと「可愛い」ではなく「かっこいい(それかサイコパス)」のイメージの方が強いからだ。
それがどうしたことでしょう。ライブの途中で花びらのようなものが全身を纏う演出かと思ったら、新衣装のポニーテールすいちゃんが登場!
すいちゃん史上、可愛いに全振りじゃねぇか(異論は認めない)。「ファイアーエムブレム」のリンディスを連想したのは私だけじゃないはずだ。
セットリスト
いきなり一曲目から「Stellar Stellar」で「THE FIRST TAKE」の動画を思い出して泣きそうになる。下記の動画で少しだけライブの雰囲気を観ることができます(無料です)。
- Stellar Stellar
- TEMPLATE *2ndアルバム曲*
- TRUE GIRL SHOW *2ndアルバム曲*
- 灼熱にて純情(wii-wii-woo) *2ndアルバム曲*
- 駆けろ
- サリシノハラ *ボカロ曲*
- デビュタントボール *2ndアルバム曲*
- 褪せたハナミドリ *2ndアルバム曲*
- みちづれ *2ndアルバム曲*
- 7days *2ndアルバム曲*
- バイバイレイニー
- 敗北の少年 *ボカロ曲*
- 先駆者 *新曲披露*
- 放送室 *2ndアルバム曲*
- Newton *2ndアルバム曲*
- Damn Good Day *2ndアルバム曲*
- GHOST
- ソワレ *2ndアルバム曲*
1stで好きな曲「駆けろ」や「GHOST」を聴けたのも嬉しい。ライブ後半ということもあって「GHOST」は少し苦しそうに歌ってる箇所が気になったけど、めちゃくちゃ感動しました。
ライブまでにアルバムが届かない…
大雪の影響でライブ当日までに予約していたアルバムが届かなかった。天候不良なので仕方がないとは思うけど…なんとか救済措置をして欲しかった。
■ 天候不良による配送遅延・出荷停止について(@公式サイト)
座席の感想
東京ガーデンシアターは東京都江東区有明にある劇場型のイベントホール。2020年6月17日に開館という新しい箱です。
客席はアリーナ(2F)、バルコニー1(3F)、バルコニー2(4F)、バルコニー3(5F)の4層構造となっていて、どの席からでもステージが見やすい立体的な作りとなっているようです。
私の席はバルコニー3なので実際には5Fでした(しかも後ろから数えた方が早いぐらいの場所)。
まずステージの見やすさですが、これは凄く見やすかったです。前の人が自分より10cm以上、高い身長でも全然余裕。すいちゃんの表情は左右のモニターで確認できるので安心。
次にライブの臨場感について。wikiの情報によるとステージから最も離れた席でも最大で54メートル程度の距離で、同クラスの大型ホールと比較すると近めの配席になっているようです。ただ、普段は1,000人~2,000人程度の箱でモッシュ有りのライブに行くことが多い私としてはちょっと低めの臨場感でした。ARライブの特徴なのか、ステージまでの距離なのか、そもそも箱が大きすぎるのかは不明なのですが、ボーカルの声が直接届いてこない感覚(=距離を感じた)が気になりました。
ライブを終えて
実は今回のライブの直前、仕事のストレスから胃痛が酷い状態でした。新幹線に座っているだけで内臓に振動が響いて厳しいレベル。痛み止めを飲んでの参加でしたが、ライブの楽しさ・魅力を再確認できた一日でした。久しぶりに感じるライブ終了後の感覚。ふと思えば最近はのんびりと音楽を聴く心の余裕もなかった気がします。
2023年に入って全速力で駆け抜けるすいちゃんの姿に「自分も頑張らなければ…」と元気をもらえました。ライブ終了後の怒涛の発表ラッシュで「ちょ…ちょっとまってくれ!」とも思いましたがw
今は病院で処方された薬を飲んで少しずつしか前に進めていませんが、まだ2023年は1ヶ月しか経っていません! すいちゃんに負けないぐらい充実した1年にしたいと思います。
次回のライブにはちゃんと曲を聴き込んで、健康も取り戻した120%の状態で参加するぞー!
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