【レビュー】カプコン ベルトアクション コレクション – 注目はCSへ初移植となる「パワードギア」と「バトルサーキット」【感想】

2022年9月2日

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作品紹介

「あの頑なにレゲーを出さなかったカプコンが確変した!?」と喜んで発売日に飛びついたら発売当時は遅延(ラグ)が酷くて萎えた作品。本記事では2022年9月時点でのレビューをお送りします。

 

■ レビュー執筆時の情報
プレイハード:Nintendo Switch
プレイ時間:20時間以上(家庭用)
プレイ状況:「ナイツオブザラウンド」以外は1コインALL済み(@ゲーセン)

公式サイト / My Nintendo Store / Steam

[Very Good] 名作7タイトルを収録して破格の1,990円!

本作品ではカプコンのベルトスクロールアクションゲームを収録したオムニバスソフト。収録されているのは以下の7作品です。コスパ最高でしょ!

■ ファイナルファイト(1989年)
ベルトスクロールアクションの原点にして頂点。ぶっちぎりでおすすめです。

 ファイナルファイト

■ ナイツ オブ ザ ラウンド(1989年)
他とは異なるゲーム性&魅力を持った作品。ただし、難易度が高いので玄人向け。

■ ザ・キングオブドラゴンズ(1991年)
収録タイトルの中では比較的簡単で初心者向けです。

■ キャプテンコマンドー(1991年)
ダッシュやダッシュ攻撃ができるようになったファイナルファイト。駄菓子屋ゲーセンで遊んだ思い出の作品。

■ 天地を喰らうII 赤壁の戦い(1992年)
コマンド入力による必殺技が追加されたファイナルファイト。ゲーセンでも根強い人気を誇った作品です。

 天地を喰らうII 赤壁の戦い

■ パワードギア(1994年) 【初移植】
敵を破壊する爽快感が魅力のベルトスクロールアクション。実は協力プレイ時に合体攻撃を出すことができますが、なかなかその経験をした人は少ないかもしれません。

■ バトルサーキット(1997年) 【初移植】
小粒ですが晩年に発売されただけあって全体的に完成度の高い作品。豪華なキャプテンコマンドー。

ベルトスクロールアクション初心者におすすめなのは「ファイナルファイト」「ザ・キングオブドラゴンズ」「天地を喰らうII 赤壁の戦い」の3作品です。ベルトスクロールアクションの基礎を学ぶことができるでしょう。

ちなみに収録されている7作品の中で最も奥が深い作品は「ファイナルファイト」です。原点にして頂点という私の評価に偽りはなく、未だに市長で1コインALLができていません…。

「ナイツ オブ ザ ラウンド」「パワードギア」は毛色の変わったベルトスクロールアクションを遊びたいと思った時に手を出すと良いでしょう。味変が楽しめます。特に「パワードギア」は私が基板を買うきっかけとなった思い出の作品でもあります。コンシューマでは今回が初移植となるので、ぜひ遊んでみてください。

「バトルサーキット」は21年越し、「パワードギア」は24年越しのコンシューマへの初移植となります!

[Good] 気になる遅延(ラグ)はアップデートで修正済み

気になる遅延(ラグ)ですが、現在は2018年11月7日のタイトルアップデートによって改善されています。正確な数値は計測していませんが、発売当初は7F~10F程度の遅延を感じる内容で…全くゲームを楽しむことができませんでした。遅延が酷すぎてパンチハメができない…と表現した方が伝わりやすいでしょうか。

アップデート後はほぼ遅延を感じることなく遊べています(Nintendo Switch版のTVモードで3F前後ぐらいかな?)。最も遅延が少ないのはSteam版らしく、遅延を気にする人はSteam版を購入されると幸せになれると思います。

[Good] 充実したギャラリーモード!

何気に充実しているのがギャラリーモード!

 ギャラリーモード1

開発時の設定資料やイラストを見ることができます。中には初公開のアートも収録されていてファンであれば必見の内容となっています!

 ギャラリーモード2

 ギャラリーモード3

[Bad] フリープレイ設定から変更ができない

クレジット投入時のサウンドが聴けません。また、クレジット数を固定してオンラインプレイができないのが非常に残念でした。「コンティニュー禁止」や「1回までコンティニュー可能」といったような制限をつけてオンラインを楽しみたかった…。

[Bad] 後日発売のパッケージ版に修正データが適用されていない

インターネットへ接続できる環境がないと遅延(ラグ)が酷くてまともに遊べません。パッケージ版を購入される方はご注意ください。

[Etc] ファイナルファイトのデフォルト設定がアーケードと違う

 デフォルト設定(初期)

なぜかデフォルト設定がゲーセンのデフォルト設定と異なっています。正しい設定内容は下記。

 デフォルト設定(変更後)  

[Etc] やはり版権物は厳しかったか…

残念ながら「キャディラックス 恐竜新世紀(1993)」「パニッシャー(1993)」「エイリアンVSプレデター(1994)」は収録されていません。特に「エイリアンVSプレデター」はベルトスクロールアクションの最高傑作と断言できるぐらい素晴らしい作品なので、なんとか移植をして欲しかった…。

■ エイリアンVSプレデターの移植について
日本未発売のCapcom Home Arcadeに収録されていますが、英語版です。

[総評] 無限に遊べますベルトスクロールアクションの奥深さ

ベルトスクロールアクションにハマれば無限に遊べます。1人でじっくり遊んでも、友達と一緒にワイワイ遊んでもok!

ただ、ネットワークモードはオンライン関連を細かく設定することができないため、快適に野良を遊ぶのは難しいと思います。同社の「モンスターハンターシリーズ」もそうですが、どうもカプコンはオンライン関連の詰めが甘い印象です。

細かい部分で不満は残りますが、どの収録タイトルも名作ばかり。これを機会に昔のゲームの魅力に触れてみませんか。

総評:★★☆☆☆ → ★★★★☆
シナリオ:★★★☆☆
ゲームシステム:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
コスパ:★★★★★

■ こんな人におすすめ!
・2Dゲームが好きな人
・ベルトスクロールアクションが好きな人
・アクションゲームが好きな人

動画でチェック!

YouTubeに動画もUPしているので宜しければ観てみてください。